やっと読み終わったよ『神の使者』を。
ACIMを勉強したいから核となる部分や経緯を分かりやすく知りたい!という方にはとても良い書籍だと思う。
個人的には……うーん、
新たに学べる部分は特になかったかな。
昨年読んだ『天国から離れて』(ケネス・ワープニック著 中央アート出版社)の方が学べる部分や名言が多かったです。
イエスの言葉を筆記した(=ACIM)ヘレン・シャックマンの伝記的書籍ですが、これまた大長編。
2段編成の576頁っていう馬鹿みたいな分量だったよ〜\(^o^)/
ヘレン氏や周辺人物の関係性が複雑すぎて少々読み辛かったけど、でも凄くて面白かった。
名言だなとメモした文とか、たまに見返す。
こっちの聖なる言葉には本当に矛盾がないと感じる。
どっちも絶版だけど、電子書籍はある様です。
私は図書館で借りました。
※以下は個人的意見の為、非二元論を理解し実践されている方はお読みにならない様、お願い致します。
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『神の使者』も最後の方には矛盾を感じた。
時空超越したワンネスに属する聖なる声が、今のアメリカが〜資本主義が〜歴史が〜…
なんて、現実を事実として批判的に語りだすのはおかしくないのかな?
現実も宇宙も全部幻想と言ってるのに?
これはただの夢だから、変えたいと思うべきでもないって言ってるのに???
逆に壮大なエゴシステムが、確固としてそこに「存在」していると言ってる様に聞こえる。
それに意味も価値もないから、無視してワンネスに帰りなさいって言ってた筈なのにな…
それなら現実も歴史も宇宙も、どうだって良くないか?
そう言う現実的な話を持ち出さなきゃいいのにと、他の非二元解説を読んでも思ってしまう。
そこで展開されるのが、魂の成長とか赦しのレッスンという意味付け(^^;;
魂は完璧な存在の筈なのに、成長しなきゃいかんの?
それだと今は不完全にならないのかな?
全ての出来事は人が判り得ない無意識の心が決めてるって言って来た後で、
生きてる間に赦す事を選ぶ事が必要という「条件」が発生してると言われても……
無意識が決めてるらしいのに、そこは自発的にするの?出来るの?
って疑問が残るのでした。
現実世界に在る側としては、赦しを選んで生きるしかないって事なら統一出来なくもないんだけど、うまく説明されてない事が多い。
私は非二元論を否定したいんじゃなくて…
その多くは何故矛盾をあえて投じるのか?
それが不思議なだけです。
シンプルに心にだけ集中させてくれよ!!
って心底思う。