前回願望を愛する事をご紹介しました。
その解説を何回か続けます。
まず願望実現に執着してしまう状態について、私なりに表現した話を書いてみます。
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花が沢山咲いた花壇の一部だけ、花が咲いていませんでした。
種はもう撒かれているから、放っておけば花は咲きます。
なのに貴方は雑草が生えない様に小石を乗せたり土をいじりすぎたり…
それでは花が出てくる事は出来ません。
望む事は貴方が花を咲かす為に悩んで何とかする事ではなく、そこに咲いた花を見て喜ぶ事なのに……
貴方は知らずにただ妨害をしていました。
心配していじくり回す事はもうやめましょう。
余計な事はせずに、もう咲いている花でも愛でて楽しんでいましょう。
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このお話の、花が咲く事が願望実現です。
それを何とかしようとしてしまう事が、よく言われる叶ってないを支えているという事。
願望を「叶ってない状態」に固定し、欠乏状態でいる事を支え続けているのです。
願望を解放して自由にしてやれば、それを愛しているだけの貴方の目の前に、それは現れる。
それこそ手放すという事です。
ここで「願望を愛する」に話を戻すと……
願望を思い出した時は
「それって最高だよな」
「それを愛しているんだな」
と感じて終わりにする。
何とかしなきゃとか思考が沸いたら
「ああまた土いじりしようとしてた」
「大好きな物の上に石積んでたな」
と気付いて止めるだけでいい。
別の例え方をすると…
今の現実に対し、見張っているからそこにそのままの姿で居なさいと言っている様なものです。
もういいから自由になさいと、解放する。
私は固定しないから自由に振る舞いなさいとすれば、見える姿は変わって行くのです。
(つづくかもw)